苦楽園のコワーキングスペース「Cowork'in Kurakuen」、略して《コワクラ》のほぼ日更新ブログです。オープンとほぼ同時に開設したブログなので、これからどんな人が集まるのか、苦楽園のコワーキングスペースがどんな風に変わって行くのか、その変遷もお楽しみいただければ幸いです。
フリーランサーへの警告あなたはコワーキングスペースを活用していますか?
初めまして。
苦楽園のコワーキングスペース、「Cowork’in Kurakuen」のコミュニティーマネージャー上原英司と申します。
このメッセージは、まだコワーキングスペースをあまり利用した事の無いフリーランサーに向けて作成しました。コワーキングスペースにはあなたがまだ知らないたくさんのメリットがあります。
もしもまだコワーキングスペースを経験した事が無いのなら、いますぐどこでも良いのでコワーキングスペースを覗いてみる事をおすすめします。
そしてもしそのコワーキングスペースで何も発見が無かったとしても、けして諦めずにまた別のコワーキングスペースを覗いてみて下さい。
僕がそこまでコワーキングスペースの活用をおすすめするのには、僕自身がコワーキングスペースを運営しているからという理由以外に、各地のコワーキングスペースで起こっている事が、フリーランサーによる革命とも言える時代の変化だからです。

その変化にもしもあなたが乗り遅れているとしたら。
やはりいますぐ近くのコワーキングスペースを覗いてみて下さい。そして積極的にその変化を感じる努力をしてください。
変化は多くの人が気がつかない小さなところから始まるのですから。

【2014年はCowork’in Kurakuenでコワーキング始めませんか?】
Cowork’in Kurakuen(コワーキン苦楽園 略してコワクラ)は阪急苦楽園口駅から徒歩2分のコワーキングスペース。仕切りの無いフリーアドレスのオフィススペースで同じ空間を共有しながら仕事をするスタイルは、あなたのお仕事に様々なおどろきを与えてくれます。ひとりでは気がつかなかった発見は仕事のスピードを加速させ、仕事の価値をより高めるでしょう。また、あなたが仲間のお仕事を助ける事もあるでしょう。
そのすばらしいコワーキング体験があふれる場所が、コワーキングスペース『Cowork’in Kurakuen(コワーキン苦楽園 略してコワクラ)』です。

【コワーキングスペース誕生の背景】
世界初のコワーキングスペースは2005年にサンフランシスコに誕生した「Hat Factory」と言われています。(コワーカーという概念は2000年ごろからあった)
若いIT系の技術者が、数名で古い倉庫を借りて住居兼オフィスとしてスタートしたという、いかにもアメリカらしいワクワクするスタートですね。

それが日本に上陸したのが2010年5月。
神戸に日本第1号となるコワーキングスペース“カフーツ”がスタートしました。この年に数件のコワーキングスペースが誕生したそうなのですが、日本のコワーキングスペース黎明期は、コワーキングという概念を認知させて行く事に終始されたそうです。

その後、新たにコワーキングスペースが各地で誕生し、またすでにあったシェアオフィスがコワーキングスペースに形をかえたりしながら、2013年12月現在で、日本国内のコワーキングスペースはおよそ250箇所ほどになりました。(コワクラは2013年7月にスタートしました)
スペースの増加と共に、コワーキングという言葉もかなり認知され、ネットニュースはもちろんですが、新聞やテレビのニュースでもコワーキングという言葉が取りざたされる事も増えつつあります。

なぜそんな新しい言葉「コワーキング」に多くの人が夢中になっているのでしょうか。
コワーキングをすれば儲かるのか?コワーキングはブームなのか?コワーキングの次があるのか?

【コワーキングはブームなのか?】
コワーキングとは、言葉そのものの意味をたどれば、“協力・共同で働く”という事になります。よほど孤独にひとりで仕事をするような職種で無い限り、なんの協力も無しに仕事をやり遂げられる人はいませんから、広義にとらえれば人はみなコワーカーだという事もできます。

とすると、今このコワーキングスペースが急激に増えつつある現象はなんなのか。

僕はこの現象は、時代とともに変化して来た働き方の変遷による必然だったと考えています。

人類の活動はおしなべて一人で解決できる物は無い。

農業・水産業・工業・サービス業・小売業、どの業界に置いても、あらゆる仕事は一人で完結することはありません。
小規模農家であっても、苗の生産から収穫、選別、出荷、販売と、すべて人から人へのさまざまなコミュニケーションサイクルで構成されます。

これらのコミュニケーション方法に、一部の業界からどんどんとインターネットが活用される様になり、仕事をする場所や時間がより自由になりました。
場所と時間が自由になってくると、その自由を有効に利用する個人が現れ始めます。自宅でもほとんどの仕事が解決できる職種が増え、独立・起業が増加しました。
さらにモバイルインターネットの普及によって、場所の自由度が加速します。

どこにいてもパソコンとインターネットさえあれば仕事ができる。

自由ですよね。そして生産性も高そうに感じます。

SNSが離れた場所でのコミュニケーションを補完し、もはやSNSとネットがあれば何もかも手に入るような気さえしました。

【Cowork’in Kurakuen開業の背景】
ここからは僕の体験談となりますが、実は僕自身、3年くらい前まではそう考えていました。仕事はどこでもできるし、SNSがあればつながりも確保できる。多くのつぶやきはビジネスのヒントまで与えてくれる。
独立したのは正解だった。なんとなく収入もあるし、家族との時間もたっぷりある。古い友人ともつながり、ワクワクするような出来事もそれなりにある。

それなのに何か毎日、このままでいいのかと言う疑問が拭えない。。。
僕は言葉にしがたい不安を感じる様になります。(2011年頃)

その理由を当時の僕はリアルのコミュニケーション不足と考えました。
お客さんも友人も、インターネットの向こうにいて、顔を合わせる事はまれ。SNSでの会話は楽しくとも、どこか浪費感覚を覚える。もうこれはリアルなコミュニケーションでしか補完する事はできないと思いました。

そこで僕が最初にとった行動は、苦楽園の商店会への入会でした。
たまたま立ち上がったばかりの商店会(2012年発足)は、会そのものがエネルギーにあふれていて、ワクワク感たっぷりでした。
地域の友人も増え、仕事以外に生き甲斐を感じられる事を見つけられた気がしました。
一方で、充実感を感じれば感じるほど、僕が感じていた不満はリアルのコミュニケーション不足ではないかという疑念は確信にかわりました。

そうなるとやはり、仕事でもこのコミュニケーション不足は解消しなければいけない。
そう思った僕が次にとった行動は異業種交流会への積極的な参加でした。

異業種交流会にはさまざまな経営者があつまっていました。参加している時間は大変面白いのですが、大小様々な企業の経営者があつまっている事や、集まりそのものが月に1回程度の限られた時間であることもあり、日々の仕事について相談できるような関係を構築するには、思いのほか時間がかかる事に気がつきます。

そんな頃に時期を同じくして神戸のコワーキングスペース(coloco)にお邪魔する機会ができました。(2013年春先)
1回目の訪問時、僕が関わっている商店会での課題について、たまたまそこにいたコワーカーの方に世間話程度で相談する事ができました。それはただ何を話していいのかもわからずに選んだ話題だったのですが、返ってくる返答が差し障りの無いものでは無く、より突っ込んだ会話と議論がスタートしたのです。彼らにとっては何のメリットも、またお仕事分野に置いても特に関係の無い話だったにも関わらず。
それは当時の僕にとっては、とても不思議な体験で、ここにいる人たちは毎日の様にこんな議論を繰り広げているのかと、大きなカルチャーショックを受けました。

【Cowork’in Kurakuen開業へ】
そこで僕はすぐに自分のオフィスをコワーキングスペースにする事を決断します。
僕に取ってはcolocoでの体験があまりにも衝撃的だったので、コワーキングスペースを開業することについては何の迷いもありませんでした。
どこで開設するかについては多少の迷いましたが、それもとあるコワーカーに助言をいただき、苦楽園で開業する事を決めました。
そして2013年7月にCowork’in Kurakuenは誕生します。
オープニングパーティでは、苦楽園の街の皆様や、コワーキングスペース開業にあたってささえてくれた皆様が40名ほどお集りいただき、我ながら苦楽園にコワーキングスペースを開業する事の責任の重さをひしひしと感じた事は記憶に新しいです。

とはいえ、開設当初は、苦楽園という田舎でも都会でもない、阪急神戸線からわざわざひと駅はずれた場所での開業を不安にも思いましたが、おかげさまで3名のマンスリーメンバーと、たくさんのドロップイン利用の皆様に支えられ、2013年をとても充実して終える事ができました。
コワーキングスペースならではの出会いや発見、互いにコーチングし合うような刺激は、これまでの個人事務所はもちろんですが、SOHOやシェアオフィスでもなかなか得難いものと確信しています。

そして2014年を迎えるにあたり、コワーキングスペースにとって何よりも重要な、利用者の増加を加速すべく、新年早々にキャンペーンを打ち出す事を決めました。

【コワクラはあなたを待っている!】
コワクラデビュー 応援キャンペーン(仮題)
マンスリー会費が永年割引に! 通常8,000円 → 6,000円(税別)

ポイント1 永年割引!
期間限定ではなく、会員を続ける限り永久に割引価格です。

ポイント2 先着3名!
募集定員は先着3名限定です。3名に到達次第、キャンペーンは終了させていただきます。

応募条件はひとつだけ。あなたが“コワーカー”であること。


あなたが誰かに助けてもらったらうれしいように、あなたの助けを待っているひとがいます。
募集開始は本日(12月30日)より。3名の定員に到達しだい終了します。 お正月休みにじっくりご検討いただいてもいいのですが、3名の定員に到達したら終了なので、その点だけご注意を。

ひとりよりも二人、二人よりも三人、知恵を出し合える仲間を見つけに、コワクラへ来てください。
2014年、コワーキングという新しいワークスタイルを、コワクラで始めましょう!

コワクラコミュニティーマネージャー 上原英司

住所 : 兵庫県西宮市南越木岩町2-19-401
URL : coworkin-kurakuen.wix.com/home
Blog : http://cowork.ko-co.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/coworkinkurakuen
Twitter : @kowakura
Tel : 050-3632-2010(サウンズファン株式会社)
Fax : 050-3156-1770
Mail : info@sounds-fun.co.jp

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プロフィール
サウンズファン上原
サウンズファン上原
Cowork'in Kurakuenの管理人、サウンズファンの上原英司と申します。(^^)/
インターネットでホーム用スピーカーや、カーオーディオパーツの販売をしています。タイムドメインスピーカーに感激して脱サラし、コワーキングスペースに感動して自らの事務所をコワーキングスペースにしちゃうという、単純で影響されやすい性格です。(汗)
苦楽園に現れたコワーキングスペースがどんな風に育って行くのか、責任を感じつつも、いちコワーカーとして楽しみにしながら、コワーカーの皆様のお越しをお待ちしています。
どうぞよろしくお願い致します。(^^)/
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